撮影二日目。
「真夜中はキラいなんです。つー様。」
いや〜やっちまった。
予算の都合でなんとか早く終わらせるはずだったががね。
完全においらの力量不足。
なんか悲しくなってきたね。
なんだかんだでおいらは「総合プロデューサー」なのだ!
つまりおいらの言葉は現場では「神の言葉なのだ〜」
それを無視してマイペースで撮影を進められてしまったよ。
これは言うこと聞かない奴らに対して怒りもおおいにあるのだが、やっぱおいらの力量不足だな・・・。
GATASでいうと「嵯峨根」が北沢監督にわ及ばない指揮をとるって感じかな〜。
今夜は電卓とニラメッコしながら朝を迎えた訳なのだ〜。
まあ撮影に関してわ全く問題ないよな〜。
だってちょっとしたミニ映画を撮影しているような規模だもの〜。
前々から考えていたけど、この仕事が完了したら、いわゆる業界を引退するつもりなのだ〜。
仕事的にクレームなんぞは一切ないし、他の誰よりも良い作品を提供してきた自負はあるに決まっている。
ただ「もういいかな?」ってね。
プロデュースする仕事はリスクを背負いつつ頑張って成功すればそれはそれで最高である。
でも、ココまで頑張って・・・。ってのも毎回つきまとう話・・・。
もういい加減に解放して欲しい。
おいらはやりたい事や仕事への欲望は全て押さえつけて今日に至っている。
もういいだろ・・・。
やり残した事は無いよ。
残りの人生「つー様」を支えるだけに全力で使いたいのだ。
もうガードマンとか交通整理なんぞのバイトでもしながら、つー様だけの人生に切り替わりたいのだ。
気を抜けないのは「つー様」だけにしたいのだ・・・。
はあ〜こんな事じゃ駄目ですか?つ〜〜〜〜様〜〜〜。